新規に取扱を開始したMASIですが
街乗りに使えそうな車両が多くラインナップされています
中でも気になったのはSesto シリーズの
一番小さな430サイズです
430・465・500・535とサイズ展開があって
画像の物は535だと思います
一番小さい430ならば150CMぐらいの方でも乗れそうだなと
ジオメトリー表を重ねて比較図作ってみました
重ねてみるとサイズ感の違いがよく解りますね
背の低い女性にお勧めできる車種が少ないので
これは良いかなと
しかし6月の入荷は極小なので
気になる方はお早めに
先日持ち込まれた
70年代のPeugeot Course
オークションで手に入れたようで
全体の状態は余り良くはなかったです
そして元の状態の写真またも撮り忘れました・・・
(元車両のイメージ)
街乗り仕様にしながら古い駆動系のパーツを一新しましょうと言う内容です
OLD SHCWINNに高回転系な手組みWHEELを投入って内容に似てますが
http://blog.toxicworks.net/?search=SCHWINN
ヨーロッパ物はパーツの規格が
イレギュラー過ぎるので安易にはいきません
あとは古い車両はバラしてみないと
修理箇所が解らない場合がほとんどで
自転車屋泣かせな物なのです
今回の駄目な部分は
ステム中折れ&固着
全ベアリング&グリス死亡
シートポスト破損
Fディレイラー死亡
Rディレイラー故障
ディレイラーハンガーパーツ欠損
クランク左右違う
クランクボルトキャップなめり外せない
BB部ネジ修正
ブレーキキャリパー分解修正
こんな所なのかな?
フレームフォークが曲がってなかっただけでも
ラッキーな所ですね
一番問題なBBの規格も
対応可能だったので一安心
そしてこの手の車両はフォークを抜く時に
逆さにしてあげないとヘッドのベアリングがバラバラに飛び散りますのでご注意を
ほとんどのパーツを入れ替えました
古い車両なので雰囲気を崩さないように
なおかつしっかりと上質な走りを堪能できるように
パーツをセレクトしました
ブレーキ本体とハブはOLDパーツを使い
完全分解後にチューンナップ
ブレーキなんかは軽く引けるようにキャリパー本体のバネを調整します
子供用の自転車でもよくやりますが
これを出来ない自転車屋には仕事頼まないほうがいいです
WHEELの内容はまた別で書きますが
今回はあえてスモールハブをセレクト
各種パーツ類もクラシックな物を販売してくれている
各メーカー様に感謝感謝です
SHIMANOも見習ってクラシックコンポーネントラインとか作って欲しいもんですよ
オーナーの使い方に合うように
ストレートバーにして
ギア比も軽く設定しました
タイヤのセレクトもその人の使用目的で
どれにするかを選ばせていただいています
まあ説明すると長いので聞きたい方は自転車KUSTOMに出して下さい
駆動系パーツなんかを良く走る物に変えると困るのが
ブレーキです
古いキャリパーブレーキなどは制動力が全然駄目です
しかもブレーキシューのゴムが新しい物が手にはいらないと最悪ですが
KOOLSTOPが古いWEINMANNなんかのシューを新品で作ってくれています
これにも感謝ですね
Fディレイラーは破損していたので排除して
1×7速仕様にしたのでチェーンラインも
CSセンターにしないとだめですよ
Rディレイラーはプーリーなど死亡だったので
古いシマノの物から移植
ディレイラーハンガーを固定する金具も無かったので
現行の物から移植
ここまで仕上げれば
しっかりとした走りが堪能できます
スタイルにこだわる人には是非チャレンジしてもらいたいです
自転車は楽しく走ってなんぼだと思ってます
その楽しさを是非知ってくださーい!
ヨーロッパ系な古い車両を触ると
WEINMANNのブレーキが大体付いてきます
40年近く前のゴム部品などとっくに死亡しているので
要交換ですが、換え部品が無かったのが
数年前にKOOLSTOPから発売されました
上はノーマルの硬く硬化したゴム
下は交換済みのKOOLSTOPの新品です
2種類あってブラックはドライコンディション、サーモンはウエットコンディション
クラシカルな見た目を重視される方はブラックを、
より強い制動力をお求めの方はサーモンを
久々にこの手のやつを触るなと
そしてふと思ったのが・・・
「あれっどうやってこの舟から外すんだったかな?」
久々すぎて忘れてましたので
自分用にも備忘録でメモです
万力でゴム部分潰して
マイナスでこじってられば難なく外れます
古い車両でもしっかり走って止まらなければ
自転車では有りません!
しっかりメンテして楽しみましょう!
内装8段用のサムシフターをアルマイト加工に出しました
ブラックのラインナップしかないので
分解してシルバーにアルマイト加工してみました!
クロモリ系の車両に組み付けるには
こちらの方が断然相性がいいですね!
他のアルマイトでも加工可能なので
PAULなんかの切削系レバーと一緒にカラーを合わせたり
するのもカッコイイと思います
レバー部のゴムは熱を使って取り外すのでちょいと溶けちゃいますが
内装好きな方1個いかがでしょうか?
SAMSONのピストをオーバーホールの依頼でした
譲ってもらった車両みたいで
分解してみると回転部などはグリスが腐って酷いもんでした
ペダルなどもグリスなど塗らずに付けていたので固着していました
久々の固着は焼きで対応してナンとか外す事に成功
もちろんシートポスト部もノングリス・・・
自転車自分で触るのはいいのですが
各部にグリスは必ず塗ってください・・・
元画像撮るの忘れたけど
かなりいい感じに仕上がりました
前後のブレーキ台座は801製作所の物を使用
フォークのコラム内に台座が隠れるので
非常にすっきりと仕上がります!
BBはまさかのママチャリ物が入ってました
NJSフレームにママチャリパーツ使わんといてください
もちろん交換
ブルホーンバーも新たな物に交換
25.4MMのステムに26.0のハンドルバーを無理くり入れるのもやめましょう!
個人的にはブルホーンバーの時は
ブレーキレバーの位置をハンドル先端を勧めます
今回は街乗り仕様という事で中央部につけました
チューブラータイヤのサイドをコーティングして完成です
この車両もパーツからすると
80年代だと思います
約40年前の自転車はやはり見た目が綺麗でも
中身の駆動部分などは全滅です
乗るからにはしっかりオーバーホールしてあげてください
貴重なOLDパーツなどが駄目になってしまいます
まずはお気軽にご相談下さい
現在のコロナウイルスの影響で自転車通勤など始めた方も多いと思いますが
そこで質問です
「自転車の最大の敵ってなんでしょう?」
答えは雨か暑さだと私は考えるわけです
今回は雨を考えます
基本私は自転車通勤なので小雨だろうが台風だろうが
ほぼほぼ自転車で生活しています
行きは晴れでも帰りは雨
仕事終わりに飯でも食ってれば突然の雨
よくある事です
オリーブ
ACUデジタルカモ
ブラック
そんな時でもパッと使える快適なポンチョが有れば
全く気にせず自転車で行動できるのであります!
リップストップ/防水ポリエステル素材のミリタリーポンチョ・レプリカを
ベースにカスタムしてみました
・自転車用に前面裏に織ゴム縫い付け
ここに手を通してグリップを握れば前方面積が増えて
下半身が濡れにくくなります
・前後裾部分にはバタつかない様に、ストレッチコードを通して調整用のパーツも追加
コードを調整すれば裾がめくれる事も無く快適です
・フード部分の首元内側にマジックテープを縫い付けフードのサイズ調整可能
大体フード部は大きく作られているので
大きさを調整できるようにして、視界にフードが下がってこないようにしました
・収納ポーチ付
畳めば手の平サイズになるのでバッグにいつでも入れておけば
突然の雨など全く気にしなくなります
これから熱い季節になってきます
ポンチョなら下側が解放になっているので
風が入ってきて蒸れることなく快適です
移動中コンビニなどに立ち寄っても
カバっと脱ぐだけでいいのでストレスも無いです
自転車を主軸で生活してる方は是非使っていただきたいです
人気のFLAT-1ですが
CYCLOC以外にもコンプリートが存在します
ENE CICLOからも同じフレームを使った
完成車キットが発売されています
J-1:ブルホーンバー仕様
J-2:ドロップバー仕様
カラー:ブラック・ホワイト・ピンク
販売価格 J-1:¥64,800 J-2:¥65,800
Gran Compeハブ・リム
SUGINOクランクなどパーツ類が少し豪華ですね
完成車キットでの販売なので
フレームと各パーツ類がばらばらに入ってきます
そのまま組めば良いのですが
そこは悪いくせが出てしまいますね
VELO ORANGEの特徴的なステムに
ハイトの低いBMX系バーをインストール
なかなか個性的なハンドル周りになったかと
ハンドル位置が結構高めなので
背の高い方のさらっと街乗り仕様なんかで乗ってもらいたい
タイヤも先日のBLOGで書いた太目の物に交換!
MAXXISのETRTO 1-3/8(37-451) をチョイスしてみたが
TIOGAの物より若干太いぐらいだった
コロナの影響で自転車の需要が少し高まっています
少しだけ個性を出して、なおかつ性能を向上させてあげると
自転車に乗るのが楽しくなると思います!
見た目だけのKUSTOMでは
満足しないしつまらないです!
是非一度体感してくださーい!!!